この記事は教える前の事前準備編です
子供に麻雀を教えた話
Step 0. 事前準備 (~開始まで)
教える前に準備しておいた方がよいこと。
道具の準備
麻雀セット一式
麻雀牌は最低限準備しましょう。カード型とかやめましょう。
点棒・マットは代用できるかもしれませんが、
「麻雀をする」ということ、「欲しい牌が来ない」「勝てない」以外のストレスを
子供に感じさせないよう気をつけましょう。
歴史のある麻雀の道具がなぜ形を大きく変えることがないのか。
それは洗練された道具だからです。可能な限り、麻雀専用の道具一式準備することを強くおすすめします
ノートとボールペン
麻雀した、勝った、負けた、だけではすぐに飽きてしまいます
もちろんその期間に個人差はありますが。
1回戦だけの記録だけでなく、長い期間 (1~2か月程度) で勝敗を決める形式にすると
「まだ逆転できる」「今度こそ」という気持ちが続き、
「麻雀は難しい」「よくわからない」という壁を超えやすくなります
1回戦だけの結果だけでなく、「だれがどんな手であがったのか」なるべく細かく記録すればするほど、後から麻雀への興味が深くなります
あなた自身が、闘牌の記録をつけましょう
( 牌譜を記録するとかはさすがにやりすぎ。 )
手元に置いておけるような小さいメモ帳、大きくともA5サイズのノートがおすすめです
あればパソコン
無くても良いんですが、麻雀の結果を可視化するためにパソコンがあるとベストです
欲を言うとMicrosoft Excelが使えると。。
Google Spreadsheets で良いと思います、たぶん (実績なし)
表とグラフがあれば十分ですので、きっと大丈夫です
▼ パソコンを使った結果のサンプル、別の記事で記載しました (2021/07/18 追記)
時間の確保
4人が揃う時間の確保 (目安 1時間/回)
子供の年齢にもよりますが、集中力が続くのは1時間程度が目安ではないでしょうか
となると余程上達しない限り、しばらくは東風戦が中心になります
週に2-3日は4人が揃う時間を確保しましょう
当然ですが、子供の睡眠時間を削ってはいけません
削るのは親だけで十分です
子供中心の生活を保ちつつ、麻雀出来る時間が作れるよう生活スタイルを見直しましょう。
夕飯とかお風呂を早めにするとか夜テレビ見る時間を削るとか。
宿題の時間を削って変わりに親がやる、もおすすめはしません
記録をつける時間の確保 (目安 15分前後/日)
麻雀が終わって子供たちが寝静まった後、最後の役割が「記録を可視化すること」です
1-2か月の大会形式での闘牌がはじまったら、その日のうちに記録をつけ
翌朝にはグラフを見れるようにしておくことが結構大事だったりします
「昨日で俺何位になった?」「今の一位は誰?」
朝食中の会話にするかはおいといて、闘牌後に数日たってから結果がわかるのと
熱の冷めないうちに結果がわかるのでは、熱意が変わります
頭と心の準備
麻雀の知識
符計算は必須、とはいいませんが基本ルールは覚えてください
無知の人に教えるので、ルールわかれば良いか。。程度では足りません
子供相手だと「何切る?」が常に発生します
裏目に出てもちゃんと説明するか笑いで逃げるかそれなりに準備しておきましょう
ふりこんでも褒める心
勝たないと面白くありません
相手が楽しい、と感じるようにいくら高い手をふりこんだとしても
自分があがりたかったとしても、子供があがったら褒めましょう
最初は勝ちを全部ゆずるつもりで。
その代償に、あなたは「好きな麻雀が堂々とできる」のですから。
勝ちをゆずるのは最初だけです
そのうち、子供は強くなります。本気でやっても勝てないくらいに。
まとめ
ポイント
- 麻雀の道具はちゃんとしたものを準備しましょう
- 記録をつけましょう
- 定期的に麻雀をする時間を確保しましょう
- 麻雀を覚えて自分が強くなりましょう
- 相手は子供だ、ということは忘れずに。
あとがき。
子供が楽しく続けられるのに大事なことは、
「モチベーションを保つためにはどうしたらよいか」をケアしてあげることです。
子供の様子を伺いながら、どうしたら楽しめそうか、何か困ってることがないか
自分の牌よりも子供の表情や仕草を見逃さずに!