麻雀がやりたくて子供に麻雀を教えてみたシリーズ

麻雀が好き。家族に後ろめたさを感じることなく、堂々と麻雀がしたい。
なら、家族で麻雀したらいいじゃない。
子供も麻雀できるようになったらいいじゃない。

でもどうすれば。。

を解決させた実体験を記載している記事です。

家族麻雀 記録の付け方

記録を付ける目的

何をするための記録なのか。記録をどう使うのか、をイメージしましょう。
どう使いたいかによって記録するものが変わります。

記録は細かい方が情報はたくさん取れますが、細かければ細かいほど、手間がかかります。
記録はゲーム中に取らないと、余程記憶力がない限り失われます。
ゲーム中に記録するには、時間がかかります。時間がかかるということはテンポが悪くなります。

下記に記録する単位別にどんなものが結果として得られるのかをまとめました。
あなたは記録するのにどれだけ時間を使えるのか、どこまでの記録ならテンポを崩さずに記録できるかをイメージしながら、読んでみてください。

記録するタイミングと結果のサンプル

わたしのオリジナルではありますが、こんな感じになるのかな、というイメージはできるかと思います。

対戦毎の記録

記録をつけるタイミング東風・半荘が終わったタイミング
記録するもの終了時の点数・順位

雀荘で記録するのと同じイメージです。
「麻雀 スコア表」で検索すると雀荘に置いてあるような表が見つかります。
記録はあの表に記載するものと同じです。

点数表 ※対局数の記載ありますが、対戦別だけであれば使いません
点数表推移グラフ (自動計算 可 ※Excel利用)
成績表 (自動計算 可)

対局毎の記録

記録をつけるタイミング和了・流局時
記録するもの個人毎の点数の動き、和了者・放銃者

局終了毎に記録します。手積みであれば、みんなが混ぜてる間にパパっと記録しておきます。
オーラス終了後に、みんなの持ち点と記録の集計結果が合わなかった場合は記録ミスか点棒の受け渡しが間違っている可能性があるので、どう修正するかその場で確認しておきましょう。
ツモ時・本場での支払い漏れ・間違いは麻雀をはじめたばかりだとよく発生しますので、点棒が動く場合は出した点棒を数えるなどしておきましょう。

点数計算自体に時間がかかるなど麻雀に慣れてないと難しく感じるかもしれませんが、
慣れてこれば記録は数秒で終わるので、あまりテンポが崩れることはないと思います。

点数表

点数表の凡例
○ = あがり (和了)
● = ふりこみ (放銃)
R・背景緑 = リーチ (立直)
下線 = 鳴きあり (副露) ※記録はとくに必要ありません

成績表 (自動計算 可)

和了時の符・役、副露、巡目まで記録

記録をつけるタイミング東風・半荘が終わったタイミング + 副露時
記録するもの終了時の点数・順位 + 符 + 役 + 巡目

おそらくですが、家族麻雀で取れる記録の限界かと思います。
これ以上は捨て牌が何か、というくらいでそこまで対局中に記録するのは余程麻雀に慣れていて余裕がないと出来ないかと思われます。少なくともわたしにはこれが限界です。

記録つけることが面白い、と感じる人でないと、もはや苦痛です。
記録つけてると自分の打ち手に影響出たりテンポが悪くなったりするので、あまりおすすめしないレベルではあります。

記録 詳細

記録詳細の凡例
局 = 場 局数.本場数 (例: 東2局 3本場 = 東 2.3)
R/W = R:リーチ、W:和了、F:副露、FW:副露+和了

成績表 (自動計算 可)

牌譜レベル

家族麻雀では、無理ゲーです。
記録者が 4人いないと全員フルオープンでない限り、不可能です。

おすすめ。

対局毎の記録 です。
オンライン麻雀のゲームでも、一覧として表示されるのは 対局別 までです。
「天鳳」「雀魂」「MJモバイル」など、わたしがやったことのあるゲームは 対局別 までは記録が残ります。
和了役までは、たまに記録されないゲームもありますが、人気のゲームは 牌譜(記録数には上限あり) まで記録されています。

家族麻雀としては、対戦別 まででも十分なんですが、強くなりたいと思ったり、上手になったな、というのが数字でわかるのは 対局別 でしょう。
なので、わたしがおすすめするのは 対局毎の記録、です。

プロ雀士の記録も、インターネット上で 対局毎まで公開されています。
自分の数字とどう違うのか、プロでも強い人はどういう数字なのか比較すると面白いですよ。

チーム成績表 | M.LEAGUE(Mリーグ)
https://m-league.jp/stats

まぁ、子供向けはほぼ対戦別しか見ません。
きっと将来もっと強くなってきたときにいろいろ数字を見たがるのだ、とわたしは信じて記録を続けています。

あとがき。

家族麻雀でそこまでする?って思うかもしれません。
半分くらいはわたしも思っていたりします。

でも、記録があるのとないのでは麻雀への姿勢が変わります。
数字を見るたびに、「もっと強くなりたい」と思うようになります。

強い人は、放縦率が10%を切ります。どうしてそんなことができるんだろう。
強い人は、和了率が25%を超えます。どうしてそんなことができるんだろう。

生まれ持った運?

そんなことありません。明らかな「技術」の差があると感じます。
数字って恐ろしい。上手・下手が目で見てわかってしまいます。
だから、面白いなって思うんです。

麻雀考えた人、ホントすげー。

ではまた。

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