この記事は、はじめて麻雀をするところからルールをなんとなく覚えるまでの期間にやることを記載します
子供に麻雀を教えた話
Step 1. フルオープン戦 (開始~ 1-2週間程度)
②ひとりで出来るまで
ひとりで出来るまで。
基本ルールを覚える
意識すること
- 相手が覚えるまで、何度でも繰り返しましょう
- 教えすぎてはいけません。必要なときだけアドバイスをしましょう
- 自分の手配よりも、相手の手配に集中しましょう
ゲーム進行
とくに伝えることはありません
1牌つもって1牌切る。右回り。
順番が来ても動かなかったら「あなたの番だよ」と教えるだけで十分です
形作り
3牌の塊(順子 or 刻子)が4つ、対子が1つ。
この形を覚えてもらいましょう
役を覚えるのはその後で。1つ1つ丁寧にいきましょう
この段階では、あまり鳴かないように。
鳴きだすと子供は多用しはじめます。
まずは面前でテンパイを目指し、基本的な形を覚えてもらいましょう
ルール
子供向けに「わかりやすいルール」を使うことはおすすめしません
例えばチョンボOKとか、役なしであがりOKとか。
あとで正規ルールにした際に混乱するので、最初から正規ルールで教えましょう
点数も符計算なし、とか 一律1000点とか変則的なルールにする必要はありません
全て正規ルールで続けましょう
ルールとまではいきませんが、牌を切る際に牌の名前「いーまん」とか「いーそう」とか言いながら切ると、早く牌の種類が覚えられるかもしれません
何切る?
よく聞かれることになります。
自分の手配で何が一番いらない牌か。
切るのは順子・刻子に絡みそうにない牌、待ちが他より狭い牌になりますが
答えだけ伝えるのではなく、何故その牌がいらないと判断できるのかも伝えましょう
この期間で覚えておきたい役
- 立直 (リーチ)
- 自摸 (ツモ)
- ドラ
役を覚える
3牌の塊(順子 or 刻子)が 4つ、対子が1つの形を覚えてきたら、
役と鳴き(副露)を教えていきましょう
大事なこと
- 役の全てを覚える必要はありません
- 実戦で狙えそうなら「こんな役もあるんだよ」と教える程度で十分です
覚えたい役
使いやすくて、鳴いてもあがれる役
- タンヤオ (一九字牌 がない)
- 役牌 (三元牌 、場・自風の牌 )
メンタルケア
楽しく麻雀を続けるには、「面白い」「わくわくする」するよう気を配りましょう
己を律する
子供たちはリーチ・ドラだけの役になるので基本安い手になるはずです
その中で調子よいからと 混一色・清一色・役満 など狙わないように。
満貫以上の手でロンしたら子供たちの気持ちは離れやすくなるので気をつけましょう
連続で満貫を振り込もうものなら大人でも凹みますよね。
相手のあがり牌だとわかっていても、あえて切りましょう
自分の手をくずしてまでは 必要ありません
相手のあがり牌は関係なく、自分の手に不要な牌であれば切りましょう
ちゃんと「ロン」って言えるか、他人の捨て牌を見逃さないか確認しましょう
ご褒美
あがれたらお菓子(一口サイズの小さいもので十分)をあげる、とか
全体で1位になったらなど、ご褒美があると子供たちは喜びます
お菓子目当てで麻雀することになるかもしれませんが、最初はそれでもよいと思います
そのうち麻雀の楽しみを覚え、お菓子目当てではなくなります
自分も楽しく。
大事なことですが、あなたも「楽しそうに」麻雀をしてください
自分が好きなように打てなくてストレスがたまるかもしれません
でも、あなたがつまらない顔をしていては、周りが楽しいと感じることはありません
あなたは常に「楽しい」雰囲気を作ることが大事です
つづく。
次回から、大会形式の実戦に入ります
感謝
麻雀牌の画像は以下サイトのものを利用させていただいております
ありがとうございます
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