良かれと思ったことが思わぬ惨事を呼ぶ。
余計なことしなれば… と後悔したところでどうにもならない。


事象

・WordPress 管理画面を開くと 404 ERRORが表示される

いつもの画面
404 ERROR中

・サイトのデザイン総崩れ

いつもの画面
崩れ中

原因

以下 2項目の指定誤り。
http:// を https:// に変更しようとしたが、WordPress アドレス(URL)の指定を間違った。 WordPress アドレス(URL)とは、WEB上でアクセスできるURLではなく、レンタルサーバー上に指定した公開フォルダを https://www.minority.top/ からの相対パスで記載せねばならなかった。

  • 正 : https://www.minoirity.top/
  • 誤 : https://www.minority.top/wp-admin


WordPress アドレス(URL) : WordPressをインストールしたパス。
サイトアドレス(URL) : 公開しているサイトのURL。


解決

WordPressが利用しているデータベースの値を書き換える

※注意事項※
以下文章は レンタルサーバーにロリポップを使用している場合限定です




解決手段

手段は 2つ。
①プログラムを書き換える
②データベースの値を書き換える

①は、ロリポップより提供されているツール「ロリポップFTP」からは変更できず。
なので②の方法のみ紹介。


詳細手順

  1. ロリポップ!ユーザー専用ページ(以下 lolipop画面) を開き、ログイン

    https://user.lolipop.jp/
  2. lolipop画面から データベース画面を開き、左メニューの「データベース」を選択

    「データベース」は 画像上 一番下にある
  3. lolipop画面 右側のデータベース画面から「操作する」ボタン 選択
  4. 「phpMyAdminを開く」を選択
  5. phpMyAdminのログイン画面が別ウィンドウ(タブ)で表示される
    phpMyAdmin ログイン画面

    lolipop画面で表示されてるユーザー名と 「パスワード確認」で表示されるパスワード、
    サーバーを「サーバーの選択」から選択し、「実行」選択

    lolipop画面 パスワード確認で表示されるポップアップ
  6. phpMyAdmin 左メニューのデータベース名のツリーを開き、「wpN_options」を選択
    データベース名 画像上LAA***q0dil6。左の + を選択すると下部にテーブルが表示される
    テーブルは wpN_options を選択。wpN_ は別画面で確認できる

    「データベース名」とテーブル「wpN_」は 以下画面から確認できる

    lolipop画面 左メニュー サイト作成ツール > WordPress簡単インストール を選択

    「利用データベース」がデータベース名、「テーブル接頭辞」がテーブル「wpN_」に該当
  7. option_name「siteurl」を編集
    初期表示。option_nameが「siteurl」の場所を探す
    option_valueを選択すると編集モードに切り替わる

    siteurlは lolipop画面に表示されている「サイトURL」を入力する


    編集後 変更した内容が表示されていれば OK

    これでいつも使っている https://サイト/??/wp-admin/ へアクセスすれば 見慣れた画面に戻っているはず。